月1万円を節約!投資金確保の節約術と投資術について解説

今は定期預金に預けてもほとんど利子がつかない時代です。

 

それならば投資にチャレンジしよう!と思っても毎月の家計がカツカツな場合や、そもそもどんな投資法があるかよく分からないという主婦も多いのではないでしょうか?

 

しかし、月1万円を節約するのは意外と簡単なことだったりするのです。

 

今回は、今すぐ試してみたくなる節約術と、浮いたお金をどんな投資に回していけばよいのかをご紹介していきます。

目標は月1万円!まずは変動費をチェック!

投資はやってみたいけれど先立つものが必要ですよね。
そこでまずは月1万円を目標に簡単にできる節約術をご紹介します。

 

まず始めにチェックする項目は変動費。

中でも外食費を含めた食費を見直すことは主婦にとって身近な節約方法なのではないでしょうか?

 

スーパーのチラシをチェックし、少しでも安いお店へ買いに行くというのは皆さんすでにやっているかと思います。

しかし、つい余計なものまで買ってしまって使いきれず、やむなく処分するなんてことはありませんか?

 

それなら買い物リストを作成し、週に1度に計画的なまとめ買いがおすすめ。

 

無駄なものは一切買わない、スーパーをハシゴする手間を省くことで時間や交通費(車のガソリン代)を節約することにつながります。

 

そして意外とかかるのが外食費。

毎週末のお出かけで外食をするとなると外食費もバカになりません。

 

お子さんがいる家庭ならお弁当を作って公園へレジャーに行くのがおすすめ。

節約になるだけではなく楽しい思い出をつくれること間違いなしです。

 

食費を見直すことによって月に数千円は節約が可能になります。

 

固定費を見直せば、家計もグンと楽になる!

食費の節約は「すでに限界までやっています!」という人もいるはず。

そこで、節約に一番効果がある固定費の見直しをご紹介します。

無駄な保険に加入していないか?加入状況をチェック!

固定費の中でも真っ先に見直してほしいのが、加入している保険の見直し。

将来が心配だからと、あれもこれも保険や特約をつけて加入している人が多いです。

 

生命保険文化センターの調査(※1)によると、世帯で加入している保険の平均年間保険料は38.5万円だそうです。

 

これは月換算すると3.2万円にもなります。

(※1)http://www.jili.or.jp/press/2015/pdf/h27_zenkoku.pdf

 

これを多いと見るか少ないと見るかは人それぞれですが、手取り30万円だとしてもそこから3万円近く減るとなると使えるお金はあまり残らないのでしょうか?

 

必要な保険ならともかく独身時代になんとなく加入した、または付き合いで加入したといったような保険は解約しても大丈夫なことも多いですよ。

ここ数年保険を見直していないという人は、真っ先に行動に移しましょう。

 

解約する保険料にもよりますが、たいていの方はこれで月2,000円から5,000円は浮きます。

中には月数万円節約できた!という人もいますよ。

通信費を見直そう。毎月の電話代を5,000円は節約できるかも?

節約効果の高い固定費の中でも、保険と並んで通信費の見直しをおすすめします。

 

通信費とは主に電話代やインターネット通信料、新聞代のこと。

ここでは電話代の節約方法を見ていきましょう。

 

まず固定電話についてですが年々加入者が減少傾向にあります。

ご家庭にある固定電話をほとんど利用せず携帯電話だけでも良いならば、いっそのこと解約してみるのもあり。

 

そして携帯電話代に関してですが今は無料通信アプリのLINEなども広く利用されるようになり、格安SIMを利用すれば通信費を大幅に節約できます。

 

MMD研究所の調査(※2)によると、大手3大キャリアの携帯電話会社を利用している場合の平均月額料金は7,876円。

(※2)http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1703/17/news110.html

 

中には毎月1万円以上支払っているケースも目立ちます。

反対に格安SIMを利用しているユーザーは平均2,957円でした。

 

つまり、格安SIMに乗り換えるだけで5,000円は節約できます

まだ大手3大キャリアを利用している人は乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?

教育費も見直しの対象に!その習い事に本当に効果はある?

ここまで食費や保険、通信費など見直しやすい項目を対象に節約ポイントをお伝えしてきました。

 

しかし、どれもすでにやっているという方は最後に見直すべき項目があります。

 

それは、お子さんの教育費用

もちろん保育園代や幼稚園代、小学校で必要な諸費用といった項目はどうしようもできませんがお子さんに習い事をさせる・させないはもちろん各ご家庭の自由。

 

お友達が習い始めたからうちも始めようか、なんて通わせていたら週に複数の教室に通うなんてことも。

 

ベネッセの調査(※3)によると、2017年の学校外教育活動費の平均費用は14,500円だそうです。

(※3)https://berd.benesse.jp/up_images/research/2017_Gakko_gai_tyosa_web.pdf

 

お子さんが本当にやりたいことだったらやらせてあげたいですが、親の意向で通わせている場合、子供が本当にやりたいことなのか今一度聞いてみてあげてもいいかもしれませんね。

 

習い事は1種類にするとか、スポーツ系なら月謝の少ないスポーツ少年団を活用する、または塾に通うのをやめて費用が安い通信教育を利用するといった工夫ができます。

この方法で数千円から1万円近くは節約が可能です。

 

節約によって捻出した月1万円。どうやって投資していく?

節約によって捻出した1万円。

この1万円をどのように投資していけばいいのか、順を追って解説していきます。

運用する口座はNISAかつみたてNISAを選ぼう!節税もできます

まず投資を始める前に、金融機関に運用する口座を開設する必要があります。

この口座は、NISA口座もしくはつみたてNISA口座を選びましょう。

 

NISA口座は、株や投資信託を売買するための口座です。

通常の口座だと利益に約20%の税金がかかるところ、このNISA口座なら年120万円の投資をした分の利益がなんと5年間も非課税に。

 

また似たような口座につみたてNISA口座があります。

こちらは投資信託を売買するための口座です。

 

つみたてNISA口座は通常のNISAと同様に非課税になる枠があり、年間40万円までと額は少額ながらも非課税期間が20年も続くのです。

 

注意点は以下の2点です。

  • NISA(つみたてNISA)は1人1金融機関にしか開設できないこと
  • ISA口座もしくはつみたてNISAどちらしか選べないこと

 

運用口座を開設する前には投資方法や年間の投資金額などをよく考えて選ぶようにして下さいね。

 

ミニ株なら少額からでも株取引ができる!

通常の株取引の場合、10万円や100万円といったまとまった金額が必要です。

 

まとまった金額は出せないけれど、株取引に挑戦してみたい!という方にはミニ株の取引がおすすめ。

ミニ株とは、単元未満株取引のことを言います。

 

例えば株価が1,000円の企業の株を購入する場合。

通常の株取引は単元と呼ばれる、ある程度まとまった株数で売買をしなければなりません。

 

この企業の単元数が100株だとすると最低購入金額は1,000円×100株=10万円が必要となります。

しかし、ミニ株取引では1,000円といった少額でも購入OK。

 

そこで節約によって捻出した1万円をNISA口座でまとめて購入してもいいですし、分散して買うのもアリですね!

投資信託なら分散投資もカンタン!

節約して捻出した1万円を投資に回してみたいけれど、投資先を選ぶのは難しそうだし株価もいちいちチェックできない!

という方は、つみたてNISA口座で投資信託を始めてみてはいかがでしょうか?

 

投資信託とは、ファンドと呼ばれる運用のプロ集団たちが投資家に代わって運用する商品です。

 

ファンドはその集めたお金で国内外の株式や債券、不動産など実に様々な投資先に投資していきます。

私たち投資家は自分の投資方針に合うファンドを見つけて投資していけばいいだけなので、とてもお手軽な投資方法です。

 

投資信託は最低金額がなんと100円から買い付け可能な証券会社も!

月に1万円あれば毎日333円(=1万円÷30日)買い付けるような分散型の設定にしてもいいですね。

 

特につみたてNISAでは、投資初心者でも選びやすいと金融庁が定めた投資信託の商品のみを購入できるようになっています。

投資信託が気になった方は、是非つみたてNISAで投資してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

投資金を確保するための節約術と投資法についてご紹介しました。

 

家計がギリギリで投資金を確保できないとお悩みのあなたでも、カンタンにできる節約術をご紹介しました。

 

投資はまとまったお金が必要というイメージがあったかと思いますが、月に1万円もあれば十分投資を始められます。

NISA口座などを上手く利用して投資に挑戦していきましょう!