売られ過ぎ低位株24選！RSIの反発狙い銘柄！

2018年8月23日終値ベースで、売られ過ぎ低位株を算出！

その結果24銘柄の低位株が算出され、反発する可能性となりました。

前回7月に取り上げた、売られ過ぎ低位株の動向も振り返り、低位株の魅力について再確認していきましょう。

今回も、テクニカル指標「RSI」で、売られ過ぎと判断された低位株に注目します。

1.売られ過ぎ「RSI」×「低位株」

前回は、2018年7月10日終値時点で「RSI」の数値が20％以下の低位株全34銘柄を算出しました。

その後、この中から特に大きな動きを見せた銘柄は2銘柄。

1-1.【2144】やまねメディカルは7営業日で2倍の上昇！

【2144】やまねメディカル 7月10日の株価：383円、RSI：14.48（かなり売られ過ぎ）

同社は、5月～6月にかけて決算や、仮想通貨事業参入が好感され株価は急騰を見せておりました。

上昇率としては約4倍を記録し、その後高値圏でもみ合っていましたが、6月26日には上場廃止基準の猶予期間入りしたことで株価は急落。

今度は逆に安値圏でもみ合う形で推移し、売られ過ぎ銘柄に。

7月10日のRSIが14.48となったことで、前回ピックアップしましたが、その後は第1四半期（4～6月）の連結決算で黒字転換となり材料視されました。

再び買われる格好となり、8月の直近安値362円から2倍となる758円の高値を付けました。

1-2.ムーミンバレーパークを手掛ける【8789】フィンテックグローバル

【8789】フィンテックグローバル7月10日の株価：79円、RSI：18.75（かなり売られ過ぎ）

同社は、何年も緩やかな右肩下がりで推移していた形ですが、同社が手掛けるプロジェクトの複合施設「メッツァ」と「ムーミンバレーパーク」。

埼玉県飯能市で11月から開業予定となっていましたが、ムーミンの物語を主題とした「ムーミンバレーパーク」の開業日が2019年3月16日に決定したことを発表。

この材料が好感され、8月9日の発表翌日から同社株は大きく買われる展開になりました。

7月に付けた年初来安値73円から、8月20日には137円まで上昇。

上昇率にすると1.87倍となりました。

1-3.テクニカル指標の1つ「RSI」とは

つまり、「RSI」で分析し、わかることは、株価の「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」です。

0％～100％で表され、中心が50％。

• これらRSI数値が70％～80％以上となれば「買われ過ぎ」と判断でき

• 逆にRSI数値が30％～20％以下となれば「売られ過ぎ」と判断されます。

それらのことから、RSIは逆張り投資の指標の1つとして利用されます。

ただ、RSI単体でタイミングを判断するのではなく、その他テクニカル指標などもあわせることによって、より高い精度の分析が可能となります。

2.売られ過ぎ低位株リスト「8月版」

では、ここから8月23日付けで、売られ過ぎとなっている低位株を見ていきます。

全24銘柄がRSI-20％以下の売られ過ぎと判断され、反発タイミングを待ちます。

市場別に分け、テーマと共に見ていきましょう。

2-1.東証一部からは7銘柄

※2018年8月23日終値で算出※

【1826】佐田建設

【2288】丸大食品

【3205】ダイドーリミテッド

【4319】TAC

【7838】共立印刷

【8093】極東貿易

【8118】キング

2-2.東証二部からは10銘柄

※2018年8月23日終値で算出※

【2788】アップル

【2926】篠崎屋

【3528】プロスペクト

【3604】川本産業

【6495】宮入バルブ製作所

【6502】東芝

【7719】東京衡機

【7992】セーラー万年筆

【8737】あかつき本社

【8912】エリアクエスト

2-3.ジャスダックからは7銘柄

※2018年8月23日終値で算出※

【2191】テラ

【2901】石垣食品

【3035】KTK

【4833】ぱど

【5284】ヤマウ

【6494】NFKHD

【6628】オンキヨー

※株価・RSIは2018年8月23日終値で算出※

このように、業種・テーマ別に見ると、様々なセクターやテーマから売られ過ぎ低位株が算出されたことが分かります。

今回はマザーズ市場から0銘柄という結果になりました。

3.まとめ

今回もテクニカル指標の1つ「RSI」で売られ過ぎ低位株が24銘柄抽出されました。

低位株の値動きの軽さは魅力で、個人投資家を中心に人気があります。

それら低位株が売られ過ぎと判断されたことにより、株価反発が期待されますが、反対にデメリットもあることは忘れてはいけません。

より魅力的で精度の高い低位株を見つけるため、その他指標、材料も合わせてチェックしましょう。

8月の「売られ過ぎ低位株」に期待です。

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