株に確実は無い!最低限の知識で資産を守ろう

株を始めたけど損失ばかりだなぁ・・・

相場は生き物というように、簡単ではないとわかっていてももどかしい気持ちになるものです。

 

損失が膨らんでいくと株で確実に儲かる方法が無いかと模索したくもなります。

 

株式投資において「確実」というものは存在しませんが、勝率をグンと上げる方法ならいくつか挙げられます。

早速見ていきましょう!

 

株に確実は存在しない

結論はやはりこれです。

ただし、勝率が低い、あるいは資金がマイナスになっているという方はいくつかの原因が考えられます。

 

株式投資に限らず、金融商品には元本保証はなく価格変動リスクが付きものとして取引を行うことは、投資家として覚えておかなければいけません。

つまり、株で確実に儲ける方法は無いということになります。

 

まずこの認識をしっかり持った上で投資を行わないと、損失というリスクに対処できないまま毎回同じことを繰り返してしまいます。

では、株で確実に儲けることはできない前提となると、プロの投資家はどうしているのでしょうか?

 

一番重要となるのは「情報力」です。

好材料になる情報をより早く知っていれば、それだけ勝率は上がります。

 

株の初心者がやりがちな失敗

株取引初心者は多くの失敗を経験するものです。

その失敗からいかに多くのことを学び、次に活かすことができるかが、成長する投資家になれるかどうかの分かれ道となります。

塩漬け株にしてしまう

初めてだったり、知識が浅い状態で取引をすると、自分の保有している銘柄がマイナスになった時の対処を間違ってしまうことがあります。

 

・売るタイミングを逃してしまった

・損失が大きく怖くて売ることができなくなった

 

いつか上昇するだろうと保有し続けたままにしておくと、取り返しのつかない損失を被ってしまうケースもよく耳にします。

万が一予想に反して株価が下がってしまった場合、損失がさらに拡大してしまう前に損切りすることを徹底しましょう。

 

追証になってしまう

信用取引についてあまり知識が備わっていない方は、しっかりと身に着けておきましょう。

株式投資は、自己資金のみで取引を行うこと。

 

信用取引とは、自己資金の何倍(レバレッジ)もの資金を借りて取引を行うことです。

仮に5倍の資金量で株取引する場合、利確すれば5倍の利益がそのまま得られますが、マイナスの場合は損失額も5倍になります。

 

信用取引には保証金制度があり、証券会社に預けている保証金が損失により一定額以下になると、不足分を入金しなければいけません。

これを追証と言います。

レバレッジを上限まで引き上げ、追証になり、破滅に追い込まれる人が非常に多い為、初心者の方は信用取引に手を出さないことです。

 

確実に心得ておくべき5つのポイント

株取引初心者は、以下5つのポイントをチェックしておきましょう。

1.なぜ株取引を始めたのかという目的をはっきりする

2.余剰資金がどれだけあるか確認する

3.どれだけの損失額まで耐えられるか

4.1週間のうち株取引できる時間を算出する

5.基本的なテクニカル分析を覚える(RSI・MACD・移動平均線)

初心者の方がとくに意識して欲しいことは、損失が出た時の対処法です。

「どれだけの損失額まで耐えられるか」を意識することで、次のような効果が期待できます。

 

・次の取引が可能な自己資金が残る

・心理状態に左右されずに機械的に取引できる

・損失額の試算ができれば心理的に余裕が生まれる

 

このように、初心者の方は損失に対してしっかり向き合うことが大切です。

 

まとめ

上手く利益が出せなかったり、損失が大きかったりと悩んでいる方も少なくないでしょう。

リスク管理やそれぞれの投資スタイルに合った戦略を練るなど、投資初心者の方にできることはたくさんあります。

 

大きく増やす方法よりも、資産を守る最低限の知識から身に着けておくことが大切です。

負けを減らすことが、勝率を上げる近道となります。