今回は「主婦の悩み」について多かった意見を取り上げていきます。
あなたにも夫との関係や子供の教育、近い将来の親の介護から老後資金まで、考えてみると様々な悩みが出てくるはず。
近年増加している共働き夫婦の夫はどちらかというと協力的な傾向ではありますが、専業主婦だと家事・育児に対するプレッシャーはとても重くなります。
とくに専業主婦に共感して頂ける様々な悩み、こちらをを見ていきましょう。
目次
専業主婦が抱える誰にも言えない悩み
結婚や出産を機に専業主婦になったことで、周りに思われがちなイメージと現実とのギャップに悩みを抱える女性は多いでしょう。
暇だと思われてしまう
まず挙げられるのが、専業主婦は働いてないことを理由に暇だと思われたり、時間に融通が利くような扱いを受けたりすることが多いものです。
確かに、仕事をしている人に比べると家事や育児に決まった時間というのは無さそうですが、そのせいで周りに振り回されることもあるはず。
毎日の掃除や洗濯、食事の支度から片付けはもちろん。
小さなお子さんがいるとなれば、「24時間気の休まる暇なんてない!」というのが本音でしょう。
時間に追われずストレスを溜めないためにも、何事もマイペースにこなす器用さと、日常の中での楽しみを見つけてみましょう。
家事・育児のプレッシャー
部屋は常に綺麗に保ち、毎日バランスの良い食事を考える、でも誰も気づいてくれないし褒められない。
それも土日関係なく、決まった休みなんてありません。
朝は家族の誰よりも早く起き、皆が寝静まった夜にやっと一息つける時間、という生活が毎日続くのは想像以上に大変なことでしょう。
それは決して当たり前のことではない。あまり頑張り過ぎないでもいいのです。
家事や育児でどれだけ家族に尽くしても給料が出るわけではないし、認められたり結果が残ったりはしにくいもの。
主婦からは「外で働いたほうが楽!」という意見も多数確認できるほどです。
もしもの時(離婚)を考えると不安
子供がいて働きに出れない状況であれば、家計を上手くやりくりしなければならない責任と同時に、もしもの時の不安もよぎってしまうはず。
もしもの時とは、離婚した場合のこと。
社会との関わりが減ってしまったせいで、経済的に自立できる自信は無くなり、いざ働こうとしても行動に移すのはとても勇気のいることでしょう。
それは多くの専業主婦が抱えている悩みですが、その不安を解消するためにも、もしもの時に備えた「保険」は必要。
家庭円満に過ごすためにもお金の心配は無くしておきたいものです。
専業主婦が働くときに直面する悩み
専業主婦がいざパートで働こうと思っても、ここでもまた多くの悩みに直面してしまうことが多いでしょう。
ブランクがある
子育てがひと段落して、家計のためにと専業主婦からパートに出ようとしても、ブランクがあるとどうしても不利に感じてしまうはず。
数年、長い人だと十数年のブランクを抱えるケースも少なくないでしょう。
年齢や体力面の心配はもちろん、資格や実務経験も無ければより不安になってしまうものですが、専業主婦や子育ての経験を活かせる職業は多いのです。
面接で有利になれるアピールも多いはずなので、ネガティブになる必要はないでしょう。
時間の制約・早退や急な休み
例えば家族の病気や緊急時、子供の学校のイベント時などはパートを早退したり休んだりで対応しなければならないことも考えられます。
そうなった時「職場に迷惑をかけてしまうのではないか」という不安で、なかなか仕事復帰できない主婦も多いはず。
時間の制約に対する悩みを少しでも減らすために、家から近いことやシフトの融通が利く職場環境を仕事選びの条件にしましょう。
まだ子供が小さければ、実家(両親)が近かったり民間の一時預かりサービスが利用できれば雇用主も安心して迎えてくれるはずです。
仕事と家事・育児の両立
家事・育児だけでも大変なのに仕事との両立なんてできるだろうか、という悩みについては家族の理解なしに解消できません。
専業主婦がパートを始めると、当然これまでのやり方で全てをこなすことはできなくなるので、夫や子供にも家のことに協力してもらわなければならないでしょう。
この時、協力してくれる夫や子供はしっかり褒めてあげることでもっと伸びてくれるとか。
家事を分担するだけでなく、例えば食洗機や洗濯乾燥機、ロボット掃除機など家事を時短できるものに買い替えることも提案してみましょう。
少しでも家計の足しになれば、ということなら稼ぎ方はたくさんあります。
主婦の将来的な不安と悩み解消方法
子供が成長し手の掛からない年齢になってくると、次第に親の介護や自分の老後資金など、お金についても考える時間が増えてくるもの。
親の介護
子育てはもちろん、親の介護もまた女性が多く負担をしいられているのが現状でしょう。
厚生労働省の調査では、親の介護にストレスを感じている割合は男性よりも女性のほうが非常に多く、精神的なストレスを抱えているようです。
それは「お金」も大きな要因となっていて、施設を利用する場合もそうですが、介護を行うために仕事を辞めざるをえなかったりします。
親が元気でいるうちに、早い段階から夫婦や兄弟で話合っておくなどの準備も必要でしょう。
比較的自由の利く今、自分の時間を大切にすることを心がけよう。
老後資金
親の介護をしていると自分の老後についてもより現実味を帯びてくるので、迷惑をかけまいと老後資金の悩みも出てくるはず。
老後資金は夫婦で最低でも3,000万円は必要で、ゆとりある暮らしをおくるには5,000万円ほどになると言われています。
また、将来年金などの社会保障に頼れるかもわからない状況ですし、老後破産する人も年々増えています。
家計を任されている主婦はプレッシャーを感じているようですが、不安なく穏やかに老後を過ごすためにも、今動けるうちからしっかり貯金しておくことが大切です。
貯蓄だけでなく、収入アップの努力も忘れずに!
主婦は様々な悩みを抱えているものですが、周りの協力を得ながら前向きに受け止め、ゆっくりひとつずつ解消していきましょう。
まとめ
もしもの時に備えたお金があれば、心にも余裕が生まれ、家庭円満に過ごせるという意見もありました。
また、専業主婦や子育ての経験を活かせる職業は多いのでブランクを気にする必要はないそうです。
仕事と家事育児をひとりで抱えるのではなく家族や両親に協力してもらうことは特別なことではないですし、親の介護のための職場離職や老後資金で悩まないためにも、お金の稼ぎ方、増やし方を身に付けることは大切。
専業主婦であることの後ろめたさやプレッシャーよりも、マイペースに日常を楽しんでいきましょう。
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