IPO特集!新規上場銘柄の波を乗りこなそう!

人気のIPO(新規上場)銘柄!!

【4382】HEROZ11倍!!【3994】マネーフォワードは公募価格から半年で4倍!!

2018年6月19日にメルカリの新規上場(IPO)が控える中、IPO投資が投資家の間で過熱しています。

 

IPO投資で億り人となった投資家も現れており、今後もメルカリを始め注目のIPO銘柄が続々と上場することから期待が高まります。

 

一攫千金・億り人になることも夢ではない、IPO関連銘柄に注目していきましょう!

2018年6月6日時点のIPO銘柄リストも記載!

1.IPO投資で一攫千金も!?過熱するIPO投資

2018年6月19日にメルカリのIPO(新規上場)を控える中、IPO投資が過熱しています。

1-1.IPO(新規上場)とは?

今回は、2018年6月19日に新規上場するメルカリでも大注目のIPO関連銘柄に注目していきます。

IPOする企業にとっては、証券取引所に上場することで金融市場から資金調達をすることが可能になり、知名度や社会的信用が上がるという利点があります。

 

一方、投資家にとっては、初値が公募価格を大きく上回ることにより大きな利益を期待できることや、IPOする銘柄には新興企業が多いことから上場後の成長による値上がりを期待できることがメリットとして挙げられます。

 

しかし一方では、IPO銘柄は流動性が小さくボラティリティーが大きいため暴騰しやすい反面暴落もしやすく、リスクが大きいことがデメリットとして挙げられます。

 

また、近年のIPO投資への過熱から、残念ながら公募に応募しても当たる確率は低くなっています。

 

なお、IPO銘柄は銘柄ごとに取り扱いしている証券会社が異なるため、IPO銘柄ごとに扱っている証券会社はしっかりとチェックしておきましょう。

1-2.IPO投資で一攫千金のチャンス!

IPO投資の勝率は非常に高くなっていることから、公募に応募しても必ず買えるというわけではありません。

 

しかし、運良く買うことができれば、高い確率で公募価格を上回ることが期待できます

 

例えば、人工知能の開発を手掛ける【4382】HEROZは、2018年4月に新規上場し、公募価格が4,500円だったのに対して、公募価格の11倍となる49,000円で初値を付けました。

 

ただ、同社は初値から暴騰し過ぎてしまったがために、その後暴落し、一時19,880円まで下落しています。

 

初値からは-60%の暴落ですが、それでも公募価格からは4倍以上の価格です。

 

また、スマホ用家計簿アプリを手掛ける【3994】マネーフォワードは、2017年9月に新規上場

公募価格が1,550円だったのに対し、1.9倍の3000円で初値を付けました。

 

その後2018年現在は、5,500円前後と公募価格の4倍近くで推移しています。

1-3.IPO投資での注意点

IPO銘柄を長期投資する際にはロックアップ期間に気を付けましょう。

 

ロックアップ期間とは、IPOした銘柄の大株主が上場から一定期間内に株を売ることが禁止されている期間のことです。

 

また、ロックアップ期間が終わった直後は株価が下がりやすいと言われています。

 

ロックアップ期間は証券会社から開示されている新規発行並びに株式売出目論見書で調べることができるため、IPO銘柄を長期投資する際はロックアップ期間を必ずチェックしておきましょ

2.IPO銘柄リスト(2018年6月6日付け)

2018年6月6日時点でのIPO予定の銘柄リストを記載。チェックしておきましょう。

企業名 【4385】メルカリ
上場日 2018年6月19日
市場区分 東証マザーズ
主なサービス フリマアプリ「メルカリ」を運営
企業名 【6579】ログリー
上場日 2018年6月20日
市場区分 東証マザーズ
主なサービス インターネット広告配信プラットフォーム「logly lift」
企業名 【9273】コーア商事ホールディングス
上場日 2018年6月21日
市場区分 東証2部
主なサービス ジェネリック医薬品原薬の輸入・販売
企業名 【4387】ZUU
上場日 2018年6月21日
市場区分 東証マザーズ
主なサービス 資産運用サイト「ZUU online」
企業名 【4386】SIG
上場日 2018年6月21日
市場区分 JQスタンダード
主なサービス 独立系システムインテグレーター
企業名 【6580】ライトアップ
上場日 2018年6月22日
市場区分 東証マザーズ
主なサービス 中小企業向け経営コンサルティング
企業名 【3987】エコモット
上場日 2018年6月22日
市場区分 東証マザーズ
主なサービス IoTソリューション、クラウドサービス
企業名 【9274】国際紙パルプ商事
上場日 2018年6月26日
市場区分 未定
主なサービス 紙やパルプの卸売業
企業名 【7031】インバウンドテック
上場日 2018年6月27日
市場区分 東証マザーズ
主なサービス 多言語・通訳総合ソリューションサービス
企業名 【4390】アイ・ピー・エス
上場日 2018年6月27日
市場区分 東証マザーズ
主なサービス 国際通信ネットワークの提供
企業名 【4389】プロパティデータバンク
上場日 2018年6月27日
市場区分 東証マザーズ
主なサービス 不動産クラウドサービス
企業名 【4388】エーアイ
上場日 2018年6月27日
市場区分 マザーズ
主なサービス 音声合成ソフト
企業名 【7032】パデコ
上場日 2018年6月28日
市場区分 JQスタンダード
主なサービス 国際開発コンサルティング事業
企業名 【7030】スプリックス
上場日 2018年6月29日
市場区分 未定
主なサービス 個別指導塾「森塾」の運営、インターネット教育コンテンツ
企業名 【4392】FIG
上場日 2018年7月2日
市場区分 東証1部
主なサービス ソフト開発のモバイルクリエイトと半導体製造装置の石井工作研究所が経営統合
企業名 【4391】ロジザード
上場日 2018年7月4日
市場区分 東証マザーズ
主なサービス 倉庫管理のクラウドサービス
企業名 【1446】キャンディル
上場日 2018年7月5日
市場区分 東証マザーズ
主なサービス 建物のメンテナンスサービス
企業名 【7806】MTG
上場日 2018年7月10日
市場区分 東証マザーズ
主なサービス 美容機器や化粧品の開発・販売

 

3.要注目のIPO銘柄トップ3!

それでは、上記IPO予定銘柄の中から特に注目の3銘柄を見ていきましょう。

【4385】メルカリ

上場日 2018年6月19日
仮条件 2,700~3,000円
注目ポイント フリマアプリ「メルカリ」を運営する日本を代表するユニコーン企業。時価総額は4,000億円規模になるとも言われている。日本のフリマアプリ市場は2016年時点で3,000億円規模に達しており、今後も成長が加速していくことは確実であることから、長期に渡る成長も期待できる。

 

【3987】エコモット

上場日 2018年6月22日
仮条件 2,470~2,730円
注目ポイント IoTインテグレーション事業を柱に抱える他、クラウドサービスの運用・保守を行う。AIとともに注目されるIoT銘柄。AI関連で11倍となったHEROZからの連想で、多くの投資家から注目を集める可能性がある。

 

【6579】ログリー

上場日 2018年6月20日
仮条件 680~1,860円
注目ポイント インターネット広告配信プラットフォーム「logly lift」を手掛ける。インターネット広告は成長市場であり、関連銘柄に大きな資金が流入してきていることから注目される。

 

4.まとめ

IPO投資は勝率が非常に高いことから、現在応募が殺到しており、抽選倍率は非常に高くなっています。

 

そのため、IPO投資を成功させるには、IPO銘柄についての情報収集の他に、強運も必要になってきます。

 

今後も、多くの億り人を生む第二のHEROZやマネーフォワードとなるようなIPO銘柄がいつ現れても不思議ではありません

 

例えば、仮想通貨取引所のビットフライヤー、コミュニケーションツールのChatWork、クラウド会計ソフトのfreeeなど、今後新規上場が期待されている銘柄があります。

 

これらの銘柄では多数の億り人が輩出される可能性が非常に高いと思われます。これらの銘柄については、新規上場のニュースが流れたら即チェックしておくことを推奨します。

 

IPO銘柄の情報にはアンテナを張っておき、新規上場後には価格の動向をチェックしておきましょう。