株式投資をしようと思うとき、日本株だけでもたくさんありすぎて、一体どんな銘柄を買えばいいのか迷いますよね。
銘柄は東証一部、東証二部、JASDAQ、 マザーズなどいろいろな場所に上場されていて、どの市場で銘柄を買えばいいのか・・。
今回は、リスクをあまりとらずにしっかりと稼ぎたいという人のために、何の銘柄に投資をすればいいのかについて解説します。
目次
迷ったら、東証一部に上場されている銘柄を買え!
東証一部に上場している企業は、たくさんの人に知られている大企業ばかりで、社会的に価値の高い企業が上場しています。
東証一部に上場するためには、かなり厳しい審査基準をクリアしなければならないのです。
東証一部に上場するための基準
東証一部に上場するためには、まず東証二部から上場するのは基本で、株主数が2,200人以上、流通株式数が2万単位以上、時価総額が250億円以上というかなり厳しい条件があります。
東証一部に上場している企業は有名な大企業や、資金が多く業績のいい優良企業ばかりです。
従って、特に初心者で、株式投資に関する内容やあまりリスクを取りたくない人は、東証一部に上場している銘柄を選んだ方がいいです。
東証一部銘柄を買うメリット
東証一部に上場している企業は、誰もが知っている大企業や業績のいい優良企業が多いので、いきなり上場廃止とはになりにくいです。
業績が悪くなると、東証二部に格下げされることもありますが、比較的安心して株の現物取引ができるということです。
出来高が比較的多いので、多額の資金を売買したいとき、約定注文がしやすいということも東証一部銘柄を買うメリットです。
また、比較的業績がいい銘柄が多いので、配当金の出る銘柄も多いです。
東証一部銘柄を買うデメリット
出来高が比較的多いので、約定注文しやすいというメリットがある反面、株価の動きが鈍いです。
つまり、ボラティリティ(株価変動)が小さいということです。
そうなると大きくお金を稼ぐのは難しくなります。
投資家の心理をつかめ!
銘柄を選ぶとき、なぜその銘柄を買うのでしょうか?
また、銘柄の値動きのランキングを見たとき、なぜ10%以上も上がったり下がったりするのでしょうか?
銘柄を買ったり売ったりしているのは投資家。
その投資家がその銘柄を欲しいと思えばその銘柄の価格が上がり、逆にいらなくなればその銘柄の価格は下がります。
つまり、投資家の心理が株価を動かしているのです。
なぜ投資家は投資をするのか?
投資家が投資をする主な理由は何でしょうか。
企業を良くしたいとか国の経済を支えたいとかではなく、もっと単純です。
お金を稼ぎたい、一攫千金を狙いたい、配当金が欲しい、株主優待が欲しい。
そのような欲望があるので、投資家は投資をしています。
配当金、株主優待がつく銘柄に注目せよ!
株価が動くとき、業績がいいと、だいたい上がり、業績が悪いとだいたい下がります。
また、配当金について増配となると株価が上がり、減配とか無配になると株価は下がります。
株主優待についても同様です。
配当金とか株主優待とかは3月、6月、9月、12月と3の倍数がつく月が比較的多いです。
従って、3月、6月、9月、12月の配当金とか株主優待に向けて株価が動いたり、また、業績に関する発表、つまり中間決算とか本決算の結果によって株価が動くことが多いです。
従って、業績の結果、配当金、株主優待に注目して銘柄を選んでいきます。
銘柄を選ぶときの注意点
銘柄を選ぶとき、非常に株価が暴落しているものがあります。
それは、株式を買うためのバーゲンセールではないということに注意しなければなりません。
安いから、暴落しているからといって、その銘柄に飛びついていいわけではなくて、安い銘柄にはそれなりの理由があります。
なぜ株価が暴落するのか
株価が暴落する一番の原因は、業績の悪化、減配、無配の影響によるものでしょう。
その銘柄には、それだけの価値がないとみなされたので、暴落しています。
そんな株を買っても、奈落の底に突き進むかのように株価が下がり続けていくことが多いので、損をするだけです。
無配とか優待のない銘柄は初心者は買ってはいけない
初心者が株式投資をするとき、暴落している銘柄にいきなり手を出すのは危険です。
配当がない銘柄を買っても、買った銘柄が塩漬けになったとき、配当がないので、2018年現在のゼロ金利やマイナス金利となった銀行にお金を預けているよりもお金が増えません。
なぜなら、配当がないからです。
それなら株式投資をせずに、まだ銀行に預けていた方がましです。
需要が高まる銘柄は、基本的にだいたい配当や優待がつく銘柄や業績が良くなりそうな銘柄なので、そのような銘柄を常にピックアップしていく練習をしましょう。
まとめ
株式投資を初めてするときに選ぶ銘柄は、配当がつくか、優待がつくか、業績はいいか。
この3点をしっかりと調べる必要があります。
また、初心者の場合、無配とか優待のない銘柄に手を出すべきではありません。
ある程度ベテランになってからでも同じです。
なぜいまその銘柄が上がっているのか、買われるのか。
投資家の心理を理解することを念頭において、銘柄を選ぶ必要があります。
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。