売られ過ぎ低位株34選！RSIを使い反発狙い銘柄！

2018年7月版の売られ過ぎ低位株を抽出！

テクニカル指標の1つ「RSI」が20％以下となっている、売られ過ぎ低位株に着目します。

その結果、全34銘柄が算出され反発タイミングの可能性があります。

前回、5月の売られ過ぎ低位株の動向も振り返りながら、売られ過ぎ低位株の魅力についてチェックしていきましょう。

値動きが軽く、短期上昇も魅力な低位株に注目です。

1.売られ過ぎ低位株動向

1-1.好材料発表でストップ高を付けた1銘柄

前回は、2018年5月23日終値時点で「RSIの数値が20％以下の低位株10銘柄をピックアップ。

その後どのような動きになったのか振り返ると、大きな動きを見せた1銘柄は

【7238】曙ブレーキ工業 5月23日の株価：242円、RSI：12.9（かなり売られ過ぎ）

しばらく右肩下がりの厳しい時期が続き、5月31日には210円の安値をつける同社株でしたが、6月13日に日本経済新聞で「40年ぶりにブレーキの新たな基本構造を開発した」と報じられたことで、買いが殺到。

当日はストップ高を付け、3営業日後の6月18日に高値381円を更新。

直近安値から見ると、上昇率は1.8倍を記録しました。

その後は調整が入る展開で推移していますが、開発したブレーキの中身をみると、従来よりも安定するブレーキで、最大3割軽量化できるとしていることから、今後幅広く採用されること、業績へ貢献することが期待できます。

それらのことから、今後の動きにも注視していきたいところです。

1-2.テクニカル指標の「RSI」について

今回も、「RSI」で売られ過ぎの低位株を抽出しましたが、RSIについて軽く解説しておきます。

テクニカル指標の1つである「RSI」で分析し、わかることは、株価の「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」です。

0％～100％で表され、中心が50％。

それらのことから、RSIは逆張り投資の指標の1つとして利用されます。

株価の反発、反落タイミングを狙う形となりますが、RSI単体で判断するのではなく、その他テクニカル指標などもあわせることによって、より高い精度の分析が可能となります。

2.売られ過ぎ低位株リスト「7月版」

7月10日付けで、売られ過ぎとなっている低位株を抽出

その結果、全34銘柄がRSI-20％以下の売られ過ぎと判断され、反発タイミングを待ちます。

市場別に分け、テーマと共に見ていきましょう。

2-1.東証一部からは最多の16銘柄

※2018年7月10日終値で算出※

【1606】日本海洋掘削

【2193】クックパッド

【2764】ひらまつ

【3205】ダイドーリミテッド

【4350】メディカルシステムネットワーク

【4651】サニックス

【6335】東京機械製作所

【7277】TBK

【7709】クボテック

【7838】共立印刷

【8077】小林産業

【8107】キムラタン

【8260】井筒屋

【8423】アクリティブ

【9380】東海運

【9854】愛眼

2-2.東証二部からは7銘柄

※2018年7月10日終値で算出※

【2404】鉄人化計画

【2911】旭松食品

【5010】日本精蝋

【5355】ルツボ

【7602】カーチスHD

【8135】ゼット

【9969】ショクブン

2-3.期待のジャスダックからは9銘柄

※2018年7月10日終値で算出※

【2144】やまねメディカル

【2481】タウンニュース社

【2703】日本ライトン

【3236】プロパスト

【3242】アーバネットコーポレーション

【4772】デジタルアドベンチャー

【8705】岡藤HD

【9423】フォーバルリアルストレート

【9876】コックス

2-4.東証マザーズからは2銘柄のみ

※2018年7月10日終値で算出※

【6192】HyAS＆C

【8789】フィンテックグローバル

※株価・RSIは2018年7月10日終値で算出※

様々なセクター、テーマから売られ過ぎ低位株が算出されました。

市場別に見ると

※7月23日に上場廃止が決まっている【1606】日本海洋掘削も今回含まれています。

3.まとめ

これらのように、全34銘柄が「RSI」により売られ過ぎと判断されましたが、その他分析も組み合わせることが重要です。

低位株であることで値動きが軽いのと、売られ過ぎとされたことで反発タイミング可能性はありますが、逆に同じようなデメリットもあることを忘れてはいけません。

より魅力的で精度の高い低位株を見つけるため、その他指標、材料も合わせてチェックしましょう。

今回算出された「売られ過ぎ低位株」に期待です。

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