株式投資で成功を収めた人がいる一方、大損してしまった人は大勢います。
現実には投資家の1割しか勝っていないと言われているほど極端に分かれてしまう理由は、『株に向いている人』と『向いていない人』がいるからなのです。
今回は、株の向き不向きが分かるチェックリストを用意致しましたので、投資のヒントを見つけ出すためにも一度目を通して頂ければと思います。
4項目でわかる!簡単チェックリスト
以下の4項目について、ご自身にいくつ当てはまるかを考えてみましょう。
世界における様々なことについて関心を持っている
株をするはっきりとした目的がある
稼ぐためには勉強も惜しまない
ギャンブルは嫌い
いくつ当てはまりましたか?
一般的に、この中で当てはまるものが多ければ多いほど株に向いており、少ないほど株には向いていないことになります。
それはなぜか。1つづつ解説していきたいと思います。
様々なことに対して関心を持とう
「1銘柄しか買わないのであれば、その会社の経営状態にだけ注目しておけばよいはず。」
「その業界について調べておけば十分だろう。」
このような考えも持つ投資家も少なくありませんが、残念ながら株の値動きというのはそれだけでは予測が難しいものです。
世界全体での規制や緩和といった経済の流れなどが複雑に絡み合っています。
何十年後にはどの業界が栄え、どの業界が衰退しているかといった予測、国同士の関係や紛争による影響など、実に様々な要因が合わさった結果により株価は動いています。
そのため、会社の経営がどんなに良くても思ったほど値上がりしなかったり、経営が悪くてもむしろ値上がりをするようなことも十分に有り得るのです。
様々なことに関心を持ち、視野を広く投資に臨むことで成功に近づいていくでしょう。
具体的な目標を掲げよう
株式投資は決して楽なものではありません。
自分のお金を投資している以上、値上がりすれば嬉しくなり、値下がりすれば辛い気持ちにもなります。
そして、それをいつまで持っているのか、いつ売るのが一番良いのかといった重大な決断を下すことも必要です。
それでいて、「なんとなくお金を増やしたい」や「株は稼げると聞いた」など漫然とした理由で始めても、ほとんどの場合続かないものです。
買った銘柄が下がって暗い気分になり、嫌になって値下がりしたままの株を売ってしまったという悪い結果ばかりが残る事態にも繋がりかねません。
家や車の購入資金など、なるべく具体的な目的を持つ取り組むことが必要です。
株式投資について勉強しよう
個人投資家として株で長期的に安定した稼ぎを得たい場合、かなりの勉強が必要となります。
過去の値動きにより分かることの知識を蓄え、チャートや決算書などの見方を学び、稼いでいる人がどのような戦略をとっているのかを客観的に分析する。
他にもたくさんの知識を詰め込む必要があり、投資を学ぶことに終わりはありません。
ただ、初めから大量の情報を詰め込むわけではなく、株の経験を積んでいく中で徐々に見につけていけば良いでしょう。
楽をして株で稼ぎたいと考えてしまうような投資家は、偶然に勝ち続けることがあったとしても、後に手痛い失敗をしてしまうことがほとんど。
株の知識や経験が豊富な人ほど、負けや損失を最小限にとどめる術を身に着けています。
投資とギャンブルは違う
よく「株はギャンブルと一緒」などと耳にすることがあります。
実際にはギャンブルと投資は全く異なるものなのですが、確かに自分のお金を投じてそれに一喜一憂する場面は少なからず近いものがあります。
また、「株はギャンブラーでなければ稼げない」などといった言葉も聞かれます。
しかし、本当はその真逆で、ギャンブラーほど投資で取り返しのつかない失敗をしてしまうケースが多い印象です。
投資で大切なのが、引き際です。
「ここまで稼いだからこの株はいったん売ろう」や「これだけ値上がりしたからもう十分だろう」のように、堅実な選択肢を選ぶことが長く投資を続けられるコツであるとも言えます。
まとめ
チェックリストはいくつ当てはまりましたか?
近年、スマホさえあれば空いた時間で手軽に株式投資ができるようになり、多くの個人投資家が成功に向けて日々奮闘しています。
株には忍耐力が必要といった考え方もありますので、一度失敗したからといって市場から離れてしまうのではなく、将来のためにも知識や経験を積んでいきましょう!
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