「◯◯の銘柄を購入してはいかがでしょうか?」
と、利用してる証券会社の担当者からこのような提案を受けたことはありませんか?
もしくは、テレビや雑誌で証券アナリストが紹介していた銘柄を購入した事はありませんか?
参考にする分には構いません。
しかし、証券会社の担当者や証券アナリストの言葉を鵜呑みするのでは、カモにされている可能性があり非常に危険です。
なぜ、プロである彼らの言葉を安易に信用してはいけないのか?
理由は簡単。彼らはサラリーマン。
そのため言える事と言えない事があるのです。
証券会社の目的は手数料を稼ぐこと
そもそも証券会社とは顧客に取引をしてもらい、売買で発生する手数料を稼ぐ事が目的としています。
つまり、そもそも彼らは顧客に稼いでもらう事を目的としていないのです。
多くの証券会社では、自分が立てた売り上げにより歩合で給料が決まるところが多く、一般的な営業マンと同じ雇用と言えます。
そのため彼らは、自分の生活の為に躍起になって顧客に売買を促します。
どんなクズ株も適当な理由を付けて、言葉巧みに解説し魅力的な銘柄として紹介するのです。
顧客の損失などお構いなしに。
もちろん全ての担当者がそうであるとは言いませんが、このような事情があるため証券会社の担当者を安易に信じるの非常に危険なのです。
▼『大手証券会社元社員「手数料稼ぎ第一で、クズ株も押し付け。顧客の損に興味なし」』
http://biz-journal.jp/2013/03/post_1767.html
証券アナリストとは所詮はサラリーマン
よくテレビなどで証券アナリストの方が、
「◯◯の銘柄はこのような状況であるため注目銘柄です」と紹介されています。
プロが言うのだから間違いないだろうと思うかもしれませんが、これは非常に危険です。
証券アナリストはどこかの企業に雇われています。
本来の仕事は所属している投資銀行を稼がせないといけません。
また、企業側の都合の悪いことなど、言いたくても言えません。
「◯◯の会社は今業績が悪いので株は売った方がいいでしょう」などとは、口が裂けても言えないのです。
これを言ってしまえば仕事を失います。
証券アナリストも証券会社の担当者と同様に、株を買わせる事が目的であり、視聴者や購読者を稼がせる事が仕事ではないのです。
▼『アナリストは嘘つき!?』
https://sayatori-arbi.com/2017/11/30/analyst/
投資情報雑誌の銘柄に飛びつくのは危険
投資情報雑誌なども参考にして居る方も多くいらっしゃるでしょう。
情報雑誌にはオススメ銘柄と銘打って、いくつかの銘柄とオススメの理由が掲載されていますね。
まず、雑誌に掲載されている情報はリアルタイムの情報ではありません。
雑誌を出す前に、企画や構成などで出版までの時間があります。
雑誌が発売される頃には既に、銘柄情報は古い情報となっているのです。
つまり、既にその情報を知っている人が多数いるのです。
このような人達は既に銘柄を仕込んでおり、雑誌が出る頃すでに株価は上昇しているでしょう。
雑誌を参考に一般投資家達が買い始めると、既に仕込んでいた人達を稼がせる為のお手伝いをしてしまいます。
既に仕込んでいた投資家達は早々に利益が出ていますので、さっさと売り抜けるのです。
彼らのカモにならない為にも、安易に雑誌掲載されている銘柄に手を出すのは危険ということを覚えておきましょう。
カモにならない為には
カモにならない為の一番の方法は、投資能力を上げることです。
自分にあった銘柄選定をする能力を身に着けることで、他人に惑わされずに自分のスタイルで株を売買することができます。
しかし、何からすればいいのかわからない初心者の方は少なくないでしょう。
そんな方には、投資顧問の利用をオススメします。
投資顧問とは顧客に寄り添い、顧客の状況にあったピッタリな銘柄や投資環境を提供してくれる個人投資家の強い味方です。
あなたのパートナーとなり、銘柄選定の理由なども含め様々なレポートを提出してくれますから、上がる根拠を知ることができ、自ずとスキルアップも出来ます。
独り立ち出来るまで能力を伸ばしてもらい、ゆくゆくは誰にも頼らずとも本当の自分の力で利益を伸ばしていくことを目指しましょう!
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